小学校でも英語活動はじまる

 町内の小、中学校で外国語指導助手(ALT)を招いての授業が始まりました。これまでも県の派遣事業を利用しての授業は年に数回行われていましたが、本年度は町単独の事業として外国人の受け入れを行い、年間を通して学校教育の中で英語環境をよりみじかなものにするための取り組みとしてスタートしたものです。

外国語指導助手 リチャード パーマーさん
外国語指導助手
リチャード パーマーさん
 ALT(Assistant Language Teacher)として菰野町の小・中学校で、外国語会話の授業にお邪魔します。ニュージーランド生まれの24歳。高校、大学を通して日本語や日本の文化について学び、菰野町へ来るまでは、仙台で英会話学校の講師をしていました。よろしくお願いします。

〜国際性豊かな感性の育成〜
 私たちが誰かと心を通じあおうとする時、言葉が大変大きな役割を果たします。そして相手を尊重し、理解しようとする心をつちかうことも大切です。異なった言語や習慣、文化を持つ人と人との交流が積み重ねられ、大きな流れとなって実のある国際交流が生まれます。そこでALTの派遣によって、中学校での英語との出会いを小学校から始め、その内容も単に言葉を覚えるだけでなく、外国の生活や文化に触れる機会をつくり、積極的なコミュニケーションを図りつつ、異文化に対する理解を深め、国際性豊かな感性の基礎をつくろうとするものです。

〜授業の進め方〜
 各学年に応じた系統的なカリキュラムを組み、ALTと学級担任の二人が協力して授業を行います。授業はALTが中心に進めていきますが、学級担任は対話の相手役となったり、子どもたちの理解の手助けをしたり、授業の進行状況や子どもたちの反応を見ながらALTに助言をしたりします。

 6月5日、朝上小学校の教室にリチャードさんが姿を見せました。My name is Richy.(マイ ネイム イズ リッチィ)と元気よく自己紹介をしたあと、子どもたち一人ひとりと握手をして教室をぐるりと回り、授業が始まりました。最初は子どもたちが隣の子と自分の名前を紹介しあう練習をしました。そしてHow are you? I'm fine thank you.と挨拶をする練習を、一人ずつ順番にしました。それぞれの練習を組み分けしてゲーム仕立てにし、みんなでスリー、ツウ、ワン、スタートと掛け声をかけました。最初は小さな声でしたが回数が重なるに連れてだんだん元気な声になっていきました。最後にリチャードさんに質問の時間があり、このころには好きな食べ物やスポーツは何?といった質問があちこちから勢いよく出るようになっていました。
授業風景
まず始めは一人ひとりとの握手から始まりました
授業風景
 順番に挨拶の練習をしました。リチャードさんが隣について教えてくれました。ゲームになるとそれぞれのチームの手助けに忙しく走りまわり、みんなで楽しめる授業にしようと頑張っていました。


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地域に開かれた学校作りをめざして

 平成10年9月に出された中央教育審議会答申「今後の地方教育行政の在り方」の中で「学校評議員」の設置が提言されました。菰野町では本年4月1日から「学校評議員」を設置することとなり、この5月7日に、役場の会議室でそれぞれの学校の評議員さんに委嘱状が手渡され、より一層地域に開かれた学校づくりが進められることになりました。

学校評議員制について
 学校評議員制は、校長が地域住 民に学校の実情を説明し、意見を 聞くための制度的な仕組みです。

図1 学校が保護者や地域住民の信頼に応え、家庭や地域と連携協力して一体となって子どもの健やかな成長を図っていくためには、今後、より一層地域に開かれた学校づくりを進めていくとともに、地域や子どもの実情に応じた自主的・自律的な教育活動を進めていくことが必要です。
 こうした開かれた学校づくりを一層進めていくためには、保護者や地域住民等の考え方を把握・反映し、その協力を得るとともに学校運営の状況を周知することなどが必要です。そういった学校としての説明責任を果たしていく観点から、学校や地域の実情に応じて、各学校の設置者(公立小中学校の場合は教育委員会)の判断により、学校に学校評議員を置くことができるようになりました。(図1)

学校評議員の役割は
 学校評議員制は、校長のアドバ イザーであり学校のサポーター です。
 学校評議員制は、合議制として学校運営について決定したり、答申したりするものではありません。学校評議員は、校長の求めに応じて意見を述べたり助言したりします。校長は、学校評議員の意見や助言を参考にして、自らの権限と責任において判断し、学校運営の改善を図ります。(図2)
 校長が学校評議員に意見を求める事項としては、例えば、学校の教育目標や教育計画、教育活動の実施、学校の自己評価、地域連携の進め方など、学校運営の基本方針や重要な活動に関することが考えられます。
委嘱式
 委嘱式の後、最近の学校教育の現状について、四日市市教育委員会の山北教育次長から講演がありました。その後さっそく各学校に別れて打ち合わせを行いました。
図1



平成15年度の学校評議員さん
(敬称略)
菰野小学校
中山久夫(大羽根園)、伊藤陽子(藩内)伊藤為文(中部)
千種小学校
吉田久次(音羽)、北川 誠(潤田) 斎藤邦子(潤田)
朝上小学校 大橋 勉(切畑)、堀田更生(田口新田) 諸岡由美子(田光)
鵜川原小学校
伊藤康夫(吉沢)、服部典夫(諏訪) 重盛正子(吉沢)、人見実男(川北)
竹永小学校
岩田義次(永井)、岩田しまの(永井) 朱雀井 健(竹成)、松岡美智子(竹成)
菰野中学校
伊藤富男(宿野)、斎藤邦子(潤田) 小崎守人(池底)
八風中学校
諸岡稲造(田光)、種村正美(田口新田)谷 英夫(永井)、千種知子(竹成)


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