ぞくぞく開催 50周年記念事業

 昭和32年1月15日に今の菰野町は誕生し、今年度で50年目を迎えることから、町民センターホールで11月11日に菰野町50周年記念式典が行われました。式典には県関係者や地元国会議員、県議会議員、関係市町の町長、議長、町議会議員、区長、役職者など合わせて約450人が出席し、町誕生50周年を祝いました。午前10時に始まった式典では、この間、町勢発展に尽くされた42人の功績をたたえ、表彰式が行われました。


 式典の冒頭、服部町長が式辞で、また、矢田町議会議長があいさつで、これまでの50年の流れを振り返り、今後に向けた思いを述べました。
式辞を述べる服部町長
式辞を述べる服部町長
その中では県下に先駆けて取り組まれた農業構造改善事業が果たした「生産基盤の整備」や、観光の町菰野町の名を高めた「御在所ロープウエイの開通」と「鈴鹿スカイラインの開通」が、「鈴鹿国定公園の指定」とともに紹介されました。また、合併当時至上命令的な課題であった木造校舎の改築という「学校教育設備の整備」を、財政力の乏しい当時の菰野町において、執行機関と議会、町民が一体となって懸命な努力により推し進めたこと、また待機児童なしへの保育事業の取り組み、さらに昭和55年には昭和天皇皇后両陛下をお迎えしての「全国植樹祭」の開催と、皇太子殿下ご夫妻のご来町による平成5年の「全国育樹祭」の開催が述べられました。そのほか水道事業の普及や常備消防の設置、工業団地の造成と企業誘致、県道の国道昇格など、厳しい社会経済情勢を過ごす中で、さまざまな成果を果たした先人のたゆまぬ努力に深い敬意を表しました。
あいさつを行う矢田議長
あいさつを行う矢田議長
そして今、少子高齢化の進む中、地方分権、三位一体改革、行財政改革の推進が迫られていますが、これまでの「教育」と「福祉」の充実向上をさらに進めて行くこと、農業をはじめとする地場産業の振興に鋭意努力していく決意が語られました。そして、菰野町の未来に大きな役割を担う「第二名神高速自動車道」「国道477号バイパス」を軸としたアクセス道路の計画樹立、さらに観光や企業誘致等、鈴鹿国定公園の中心の町としての地域活性化対策の具体化を急ぐことが求められており、列席の皆さんの絶大な支援を賜りたいとお願いしました。最後に10月29日に開催された「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」についてふれ、この大行事を支えた町民各層のボランティアのエネルギーを目の当たりにし、活力を求め融和に満ちた町づくりの潜在力とその可能性を確信し、頼もしい限りであったと感想を述べました。そして菰野町がこの50周年を機に、さらに躍進し発展することを期し、この日表彰をされた方々をはじめとする皆さんの活躍に、敬意と感謝を捧げました。


町50周年記念式典で表彰されたみなさん    ※敬称略・順不同
 
菰野町功労章 ▼小嶋千鶴子(大羽根園)▼南川 幸(中菰野)

自治振興功労 ▼伊藤清之(潤田)▼辻 香(千草)▼諸岡さとの(田光)▼峯岡 繁(音羽)▼諸岡正直(田光)▼福井忠雄(菰野庄部)▼黒田喜典(小島)▼山口清晴(福松)

教育振興功労 ▼金津郁哉(千草)▼市橋 甫(中菰野)▼石井 剛(中菰野)▼片岡雅章(三滝園)▼水谷昌夫(大羽根園)

社会福祉功労 ▼諸岡紀美子(菰野庄部)▼種村りき子(田口新田)▼中村惠美男(菰野庄部)▼小林 弘(菰野茶屋の上)▼種村正美(田口新田)▼土方義道(菰野西部)

防災防犯功労 ▼小林幸治(菰野庄部)▼増田富雄(杉谷)▼佐々木清春(菰野茶屋の上)▼松尾徹也(竹成)▼武田和已(湯の山)▼浅井秀実(大強原)▼黒田初司(田光)▼服部卓美(竹成)▼武田重基(神明)▼小倉 崇(音羽)▼松岡竹雄(永井)

農林業振興功労 ▼黒田利弥(小島)▼内田眞佐行(榊)▼佐藤恒充(吉澤)▼諸岡正人(田光)▼北川益男(潤田)▼諸岡稲造(田光)▼谷 良幸(田口)

地域振興功労 ▼吉田久次(音羽)▼伊藤和郎(菰野中部)▼谷 英夫(永井)


菰野町功労章を受けられた南川さん 菰野町功労章を受けられた小嶋さん

菰野町功労章を受けられた二人:南川さん(左)と小嶋さん

 

2人に菰野町功労章

 菰野町功労者顕彰条例にもとづく功労者の表彰があり、次の2人の方に菰野町功労章が贈られました。  
 小嶋千鶴子さん(大羽根園)
 小嶋さんは、私財を投じて町で初めての本格的な美術館である「パラミタミュージアム」を建設され、町の文化振興に多大な寄与をされました。またその施設の運営に当たっては、小学生以下の子供は無料とするなど、芸術に親しむ機会にも配慮された活動をされています。そして平成9年から平成16年まで、毎年教育振興などに多額の寄付をされるなど、教育文化振興についての功績が大きいとのことで、菰野町功労者推薦審議会から推薦されました。
 南川 幸さん(中菰野)
 南川さんは、「田光のシデコブシ及び湿地植物群落」を調査され、それが全国でも類のない大規模なものであることを確認し、その保護に当たられ、国の天然記念物指定に向け並々ならぬ尽力をされました。また国の指定の際には、その保護のため多額の寄付もされています。菰野町の文化財調査委員会の委員長に昭和44年の発足当時から就任され、町史自然編の発刊にあたっては、その執筆もされたほか、三重県、愛知県においても自然保護や文化財保護などの委員を勤められるなど、学術文化振興についての功績が大きいとのことで、同じく推薦されました。

各分野の功労者40人の表彰

  つづいて各分野で活躍された方々の表彰が行われました。自治振興功労として、町議会議員や菰野町固定資産評価審査委員会委員、そして菰野町選挙管理委員会委員として長年自治の振興に寄与された8人。教育振興功労として、菰野町文化財調査委員会委員、もしくは菰野町社会教育委員、公民館運営審議会委員として、社会教育の発展振興に貢献された5人。社会福祉功労として、民生委員児童委員、もしくは保護司として、社会福祉の向上に貢献された6人。防災防犯功労として、菰野町消防団団員として、また、その幹部として、長年にわたって町民の生命と財産を守るという重責を担っていただいた11人。農林業振興功労として、菰野町農業委員会委員として、地域農業の振興と発展に貢献された7人。地域振興功労として、各地区の区長として地域の振興と発展に貢献された3人の、合わせて40人が表彰を受けました。  
  皆さんを代表して、自治振興功労▽伊藤清之さん、教育振興功労▽金津郁哉さん、社会福祉功労▽諸岡紀美子さん、防災防犯功労▽小林幸治さん、農林業振興功労▽黒田利弥さん、地域振興功労▽吉田久次さんの6人が、壇上において表彰を受けられました。  

  その後表彰者を代表して小嶋さんが謝辞を述べ、三重県副知事や地元選出の国会議員、町村会代表、町村議会議長会代表、四日市市長、地元県議会議員の皆さんから来賓のあいさつをいただきました。

お二人を紹介するスライド 各功労賞を代表して受けられた方々
これまでに行われた50周年記念事業や町民功労章を受けられたお二人を紹介するスライドが映されていました。
各功労賞を代表して受けられた方々

 


式典を彩っていただいた人たち
世界で活躍する佐々木直喜さん 菰野中学校吹奏学部とこもの吹奏楽団
式典に先立って披露された、世界で活躍する佐々木直喜さん(菰野本町)のフラワーアートと式典の終了後見事な演奏を披露した、菰野中学校吹奏学部とこもの吹奏楽団の合同演奏