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各区の地域づくり活動

 −わが地区紹介 8−


 菰野町では、38の区がそれぞれの地区の特徴を生かしつつ、先人たちの伝統を守りながら独自の地域づくりを行っています。そこで地区の方から自分たちで行っている地域づくりについて、みなさんに紹介していただきます。


宿野
戸数=361戸  組数=26組

念願の地域防災の拠点が完成
 宿野区は区南部の丘陵地が四日市市と接し、区北部には美田が広がっています。古くは伊勢神宮の神領地とされ、字名にも神明田のように神の字が使われているところがあります。これらの美田では早くから農地の構造改善事業が行われました。  
 宿野区では、排水路の清掃、草刈代働など、区民の手で地域の美しい環境を維持するために活動を行い、老人会や子ども会などでは、公園や運動場の保全に取り組むなど、老若男女一体となった活動に取り組んでいます。また、ミルク道路や湯の山街道沿道には近年多くの商業施設が出店していますが、これらの施設にも区の取り組みに賛同いただき、地域の環境美化に協力していただいています。  
 区民一体となって楽しみ先人に感謝する行事として、夏に天王祭、神興渡御、盆踊り大会が行われます。天王祭の祭神は須佐之男命で須賀神社に祭られていましたが、廣幡神社に合祀され神社跡の石碑が南部の丘陵に残されています。これらの行事は区民全員が参加して、区民どうしの親睦を図る大きな行事となっています。  
 また、この3月に消防団菰野分団第3班の消防車庫が完成しました。この菰野分団第3班は、当区だけでなく福村・神森区の火災などの災害に対して活動していますが、これまでの車庫は手狭で、団員が警戒時に待機する詰所もありませんでした。
そこで3つの区(宿野・福村・神森)で協議し、共有山組合や土地所有者に協力いただき完成しました。この車庫はミルク道路に近いので、当区のみならず福村・神森での火災にも迅速に対応できる地域防災の活動拠点となっています。この隣接地に、有事の際には避難所になる区の資源物回収所を併設する準備を進めています。
 これからも区民が協力して、美しく安全な地区を目指して取り組んで行きます。
 


新しい菰野分団第3班の消防車庫と消防団員
区民の協力で完成した新しい菰野分団第3班の消防車庫と消防団員

 

 




田口
戸数=108戸  組数=10組

地域の絆で守る福王の里

 田口区は、菰野町の最も北西にあり、福王山の麓に位置しています。当区では古くから福王山の中腹にある福王神社を中心とした村を形成していました。神社の祭神は聖徳太子の信仰が厚かった毘沙門天で、毎月3のつく日を縁日として定めています。毘沙門天は多聞天ともいい、福徳を叶える神として多くの方々が参詣します。神社には、毘沙門天のお使いといわれる天狗伝説があり、春秋の大祭や節分祭には天狗の厄払いを行っています。区では氏子総代を区役員とし、老人会による神社参道草刈やしめ縄づくりなど、区民が中心となって環境美化に取り組み、由緒ある福王神社を末永く守り継ぐため活動しています。
 区内には他にも、鎌倉時代の歌人西行法師の結んだ庵の跡や、後醍醐天皇の重臣藤原藤房卿のものといわれる高さ二メートル余りの五輪塔もあります。これらの史跡も区民により定期的に草刈りを行っています。
 田口区では、三重用水宮川調整池やゴルフ場の建設を契機として、区内の水質保全のために汚染対策に取り組みました。組の当番が、広い区内を巡回して不法投棄を監視することは汚染防止に対して重要な取り組みの一つです。 その地道な取り組み結果、区内を流れる田口川には蛍の乱舞する風景が戻ってきました。 現在では下水道整備が完了し、一層自然環境の浄化が進んでいます。
 この福王の里を守るためには、区民の親睦と協力が重要です。そのため、子供育成会のスポーツ活動や区民あげての盆踊りなど、区民が参加する行事が多く行われています。平成15年に新たに建てられた公会所は、集会や趣味の同好会などの多目的に使われるほか、自警団・婦人消防隊の自主防災組織の活動拠点となっています。
 これからも、区民相互の絆(きずな)を深めて田口を次の世代に残していきたいと思います。



福王神社参道のしめ縄づくり
福王神社参道のしめ縄づくりを区の老人会が毎年行っています。

 

※戸数・組数は平成19年4月現在



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