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町長雑感

自治体間の新しい連携を模索する
−困った時はお互い様−

避難所運営支援のために、深夜菰野町を出発する町長と職員。
避難所運営支援のために、深夜菰野町を出発する町長と職員。

3月11日(金)の14時46分頃、三陸沖を震源とする国内観測史上最大マグニチュード9.0の「東北地方太平洋沖地震」が発生し、死者・行方不明者を合わせた数は2万人超、避難者も30万人超という未曾有(みぞう)の大災害となりました。お亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災されました皆さんにおかれましては、衷心よりお見舞い申し上げます。

当町としましても、町社会福祉協議会と連携をし、13日(日)の10時に「菰野町東北地方太平洋沖地震支援本部」を設置し、被災地への支援窓口の開設や三重県など他機関との連絡調整などを実施してきております。

特に町民の皆さんにも広く周知を致し、14日(月)から始めました義援金の受付につきましては、初日には、242人の方が足を運ばれ、およそ205万円の募金をしていただきました。23日現在で10,110,610円の額に上っており、町民の皆さんの温かさを実感しております。

また、被災地などへの職員派遣につきましては、発災日である11日中には三重県から消防職員の派遣要請があり、当町の消防本部からも3名の隊員が当町消防本部の救急車とともに、三重県隊の部隊の一員として計2回被災地に向かいました。加えて、三重県が災害支援物資(毛布)を届ける際には、人事交流で県に出向している当町職員が、現地に派遣されました。他にも、水道技術職員、保健師、保育士などの職員派遣について、県から事前調整がなされており、当町としても適宜、人員の派遣を想定しているところです。

さらに、22日(火)〜25日(金)には、新潟県三条市に職員3名を派遣し、避難所運営の支援をしました。三条市は、福島第一原子力発電所事故で屋内退避などの措置がとられている福島県南相馬市からの避難者を約400名受け入れ、他の被災者も含めると600名を超える避難者を受け入れています。私も同行し、三条市の国定市長さんとも今後の避難者支援について情報交換をしたり、他の自治体が避難者を受け入れるという現場を学んできました。また被災地である福島県や宮城県などの情報収集を行い、今後菰野町としてできることは何かを考えたいと思います。被災地(南相馬市など)からの避難者を受け入れる自治体(三条市)が存在し、その自治体をまた違う自治体(菰野町)が支援する。私は、このことを自治体間の新しい連携の模索だと考えています。

この未曾有の災害は、国を挙げて取り組まなければならないことは言うまでもなく、「困った時はお互い様」ではありませんが、我々も遠い東北地方で起こっていることと考えず、自分のこととして事に当たる必要があると思っています。町を挙げて全力を尽くして参りますので、今後ともよろしくご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。


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