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税を考える
第1回 税金の役割

納税者である私たちは、正しく納税することが大切ですが、税金について関心を持つことも大切です。今月号から、税の役割や歴史、制度などを紹介します。

日本国憲法第30条に「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う」とあり、この「納税の義務」は、勤労の義務、教育を受けさせる義務と並んで、国民の三大義務の一つとされています。

税金の役割

私たちが納めた税金は、道路・水道・下水道などの整備、警察・消防などの活動、年金・医療・福祉・教育など、私たちの生活や社会を支えるために必要なものに使われています。税金がなければ、これらの公共サービスを受けるためにすべての費用を自分で負担しなければならないことになってしまいます。税金は、私たちが安全、安心に生活していくうえでなくてはならないものです。

しかし、税金を負担する能力という点では、すべての人が同じではありません。そのため、税金を負担する能力の大きい人に対してより多くの税金を課し、税金を負担する能力の小さい人には税金を少なくするとともに、社会保障などを厚くするという制度がとられています。例えば所得税の場合、税率は所得が多くなるほど段階的に高くなる累進税率となっており、支払い能力に応じて公平に税金を負担する仕組みとなっています。所得の多い人には、所得の少ない人よりも多く税金を負担してもらい、それを社会保障などの形で提供することで、所得による格差を縮めているのです。このように税金には、国民間の富の格差を縮め、社会の安定化や公平な社会秩序を維持する役割があり、税金はいわゆる「富の再分配(所得の再分配)」という性質を持っています。また、景気後退時には減税し、景気過熱時には増税するという手段をとられることもあります。

 

問い合わせ 税務課庶務収税係 TEL 391-1115


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