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平成24年度当初予算

平成25年度当初予算として、総額約214億円が3月定例会に提案されました。一般会計の予算は111億円で、前年度の予算と比較して3.1%の減となっており、今年度は「菰野町らしさ」を一段と輝かせるため「町民の安全安心を確保し、人づくりのための支援を行い、町の元気を創造する」施策を柱として編成しました。

ここでは町予算の中心を占める一般会計予算111億円について、石原町長が議会で行った提案説明と、その中で取り上げた主要事業を詳しくご紹介します。

 

町長提案説明 (抜粋)

予算編成の基本的な考え方
政府は「日本経済再生に向けた緊急経済対策」において「15カ月予算」の考え方に基づき、平成24年度の大型補正予算と平成25年度の予算を合わせ、景気の下支えを行いつつ、切れ目のない経済対策を実行しなければならないとしております。このことから現在の日本経済に明るい兆しも出てきていますが、雇用・所得環境の先行きや経済成長期待の低下・デフレ予想の固定化による不安材料があるため、楽観視できる状況ではありません。また国の財政は、社会保障給付費が膨らみ続け、勤労者世代や将来世代の負担超過が大きくなり、財政の自由度が低下し、持続的な展望を描くことが困難となることが推測されます。地方の財政においては、自動車取得税の段階的廃止など財源に大きな影響を及ぼす問題が山積し、公共投資も新規のインフラ整備から既存施設等の防災力強化や長寿命化対策への方向性の転換、防災・減災に対する取り組み、新たなエネルギー促進対策など、大きな分岐点に立っています。このような環境の中でも、グローバル化された経済活動の潮流に飲み込まれず、地域社会が維持・発展していくためには、菰野らしい事業を一つ一つ積み重ねていくことが持続可能なまちづくりにつながると考えます。特に、「菰野町の豊かな自然に育まれた資源、町民が長年にわたり培ってきた財産をどう活かすのか」の視点に立ち農業などの第1次産業、商工業などの第2次産業、観光資源にかかわる第3次産業の連携を図り、菰野町固有の貴重な資源・財産を活かし、ソフト・ハード両面から更なる磨きをかけることが大切になると思います。このようなことから先行きが不透明で、財政的な分岐点に立っていることを認識しながらも、社会の変化を的確に見極めながら限られた財源の中で、「菰野らしさ」を一段と輝かせるために、『町民の安全安心の確保』・『人づくりのための支援』・『町の元気の創造』を三つの柱として予算編成を行いました。

歳入
町税では、個人町民税、法人町民税、県から税源移譲が行われるたばこ税で増額を見込んでいますが、固定資産税で減額が見込まれ、町税全体として前年度に対して7690万円、1.5%増の51億1170万2千円を計上しています。

譲与税・交付金関係は、国の地方財政計画等に基づき推計し計上しました。このうち地方交付税では、普通交付税について13億5千万円を計上、特別交付税について9000万円を計上しました。なお、地方特例交付金については、前年度と増減なしの3000万円を計上しています。

国庫支出金では、八風中学校武道場新築事業、鵜川原幼保園園舎改築事業に充当する学校施設環境改善交付金、理科教育施設整備費等補助金などを見込み、国庫支出金全体として前年度に対して106万8千円、0.1%減の10億3245万1千円を計上しています。

各会計の予算規模

基金繰入金では、八風中学校武道場新築事業のため教育基金から6000万円を繰り入れ、大羽根サッカー場改修事業に公共施設整備基金から5000万円を繰り入れたほか、奨学基金等の目的基金から繰り入れを行います。さらに、歳入、歳出予算額の精査等を行ってもなお、財源不足となるため、財政調整基金を4億8千万円取り崩して不足する財源を補います。

町債は、鵜川原幼保園園舎改築事業、社会資本整備総合交付金事業、はしご付消防自動車更新事業、水道事業会計の第6次拡張事業出資金にかかる町債を計上し、財源補てんのために臨時財政対策債を6億円計上しています。

歳入の内訳
歳入の内訳(円グラフ)
歳入の内訳

 

歳出
限られた財源の中で、コスト意識を高め、経費の効率性や実効性の向上を図っておりますが、性質別にみると、義務的経費が前年度比2279万3千円、0.5%増の48億3388万8千円となっています。人件費はほぼ横ばい、公債費は対前年度比3827万2千円、5.0%減になりますが、扶助費は前年度の子ども医療費の拡大、障害者自立支援給付費の増加などにより、対前年度比6139万6千円、3.9%増になっています。

投資的経費は、コミュニティFM緊急割込放送設備整備事業、はしご付消防自動車更新事業、八風中学校武道場新築事業、鵜川原幼保園園舎改築事業、大羽根サッカー場改修事業等を計上していますが、竹永幼保園新園舎の完成、町民センター大規模改修事業の終了などにより、前年度に対して2億1223万9千円、12.0%減の15億5411万8千円となっています。

その他、物件費については、子宮頸がん等の定期接種化による児童感染症予防事業の減額、調整池土砂等廃棄物処理委託の終了などにより前年度に対して減となっています。また補助費等についても、需要を精査したことによる木造住宅耐震補強事業費補助金の減額や朝明広域衛生組合負担金などの減額により、前年度に対して減となっています。さらに、繰出金についても、農業集落排水事業繰出金、公共下水道事業繰出金の減額により前年度に対して減となっています。

歳出の内訳
歳出の内訳(円グラフ)
歳出の内訳

町民一人当たりの項目別歳出額
 
町民一人当たりの項目別歳出額

 

平成25年度の主要事業

印は新規
印は一部新規
印は拡充
印は改良
印は前年度からの継続

安全の礎を築き笑顔が未来につながる事業

○地域防災事業  2201万円
町民の震災等自然災害時における自助・共助の強化を図るため、木造住宅耐震化を促進し、要援護者宅の家具転倒防止対策を行います。また、各区の防災施設等整備に対して助成事業を実施します。

○コミュニティFM緊急割込放送設備整備事業 2億2603万9千円
町民に発信する緊急情報や行政情報を伝達するための手段としてFM放送を利用した放送設備の整備及び防災ラジオの購入を行います。

防犯灯設置工事  350万円
国道306号において、夜間の犯罪防止と交通事故抑制のため、防犯灯を設置します。

戸籍副本データ管理システム構築事業  152万3千円
大災害時における対策として、遠隔地のサーバーに戸籍データを保存するためのオンライン化を構築します。

斎場施設等整備事業  596万8千円
風雨や霜雪による供花の損傷を防ぐため、葬祭会館内に供花用花器を設置できる施設整備を行います。

合併処理浄化槽設置整備促進事業  1973万4千円
下水道事業認可区域外で住宅等に設置される合併処理浄化槽を対象に設置者に対して助成を行います。また、既設の単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換設置における撤去費用に対して上乗せ補助を設け、合併処理浄化槽への早期転換を促進します。

清掃センター施設の延命化・診断  7837万9千円
ごみ焼却炉の適正な維持補修を行うことで施設の延命化を図り、一般廃棄物の安定的処理に努めます。また、次年度以降に予定されている施設の整備に向けて、現焼却炉の精密機能検査等を行います。

じん芥車購入事業  930万6千円
環境にやさしいハイブリッドパッカー車を1台購入します。

○有害鳥獣対策事業  842万7千円

○橋りょう長寿命化修繕・耐震補強  4250万円

はしご付消防自動車更新事業  1億7千万円
消防力の維持向上のため昭和61年度に配備されたはしご付消防自動車を最新型車両へ更新します。

消防救急無線デジタル化整備事業  361万5千円
消防救急無線デジタル化の平成28年度からの運用開始に向けて事業効果及び費用対効果を高めるため、四日市市消防本部と桑名市消防本部とともに活動波無線と消防指令センターの共同整備を進めます。

非構造部材等改修事業  1350万円
児童生徒の安全確保及び収容避難所としての機能確保のため、小・中学校における体育館等の非構造部材等の調査を行い、平成27年度までの3年間で致命的な事故となる天井・照明器具・内外装材の落花防止対策等を講じます。

安心が享受でき笑顔が未来につながる事業

ホームページ翻訳システム  導入事業 31万4千円
菰野町がインターネット上で発信する情報を外国人に対して可能な限り伝える環境を整備するため、ホームページ掲載の記事を掲載と同時に英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語に機械翻訳し、インターネット上で閲覧できるようにします。

○コミュニティバス運行事業  4259万1千円

児童虐待対策事業  225万1千円
地域全体において児童虐待などの未然防止、早期発見、早期対応が可能となる体制を構築するため、養育支援訪問等の事業を実施します。

○病院救急医療体制の強化  2247万5千円
町民の暮らしを守るために、第二次救急医療体制の確保を図り、町内で唯一の公的病院である菰野厚生病院の救急医療体制整備に対して支援を行います。

○母子保健事業  4640万7千円
母子が心身ともに健やかに生活できるよう妊娠・出産から育児まで一貫したサービスを提供します。単独事業にて妊産婦健診14回分の委託・助成を行い、特定不妊治療を受けた条件を満たす夫婦に対して助成を行います。

森林資源有効活用調査事業  50万円
前年度に実施した林産物有効活用調査結果を基にしながら、森林資源の活用方法、森林保全についての調査を継続して実施します。今年度については、大学等と連携しながら森林賦存量調査を行い、森林資源の有効活用につなげます。

緊急雇用創出事業  8325万5千円
国の緊急雇用創出事業に基づき、経済不況等の影響を受け、離職を余儀なくされた非正規労働者、中高年齢者等の失業者に対して、短期の雇用・就業機会の提供を行います。

救急車適正利用推進事業  19万6千円
救急車適正利用推進プロジェクト委員会を設置し、アンケート調査等により過去の救急事例の分析を行い、救急車の適正利用についての啓発活動を行います。

救急業務高度化推進事業  477万8千円
四日市地域メディカルコントロール協議会救急救命士再教育要領に基づいた救急救命士の教育を行うことで、人材を育成します。救急救命処置の高度化に伴い、ビデオ喉頭鏡気管挿管救急救命士の運用を開始します。

人づくりの礎を築き活力が未来につながる事業

理科教育設備整備事業  350万円
小学校・中学校の理科教育振興のため、新学習指導要領に沿った授業実践ができるよう理科教育設備を購入します。

○八風中学校武道場新築事業  2億1195万7千円
中学校武道の環境の充実を図り、町北部地域(朝上・竹永)の体育振興の一端を担う重要拠点として位置付けるため、八風中学校に柔道場と剣道場を併設した武道場を建築します。

○鵜川原幼保園園舎改築事業  1億6941万円
保育環境の向上を図るため、老朽化している鵜川原幼保園の保育室の改築、事務室・調理室等の改修を行うとともに、新たに低年齢児保育室の建築を平成26年度までの継続事業で行います。

大羽根サッカー場改修事業  1億3900万円
大羽根サッカー場をさまざまな機能を備えた付加価値のあるグラウンドとするため、人工芝への改修整備等を行います。

潤いが実感でき笑顔が未来につながる事業

○老人福祉・障害者福祉施策の実施  14億5044万7千円
国・県の支援を活用しながら、介護保険特別会計・後期高齢者医療特別会計繰出金、後期高齢者医療療養給付費負担金、老人福祉施設入所措置経費などの老人福祉費、心身障害者医療費助成、障害者介護給付費、障害者施設訓練等給付費、地域生活支援などの心身障害者福祉費における諸施策の維持に努めます。

子育て支援事業  818万7千円
子育て支援センターの運営、各保育園・幼稚園での「わくわく広場」の実施、地域の子育てサロン等への支援、ファミリーサポートセンターの運営などの子育て支援を継続して展開します。また、子ども・子育て関連3法の成立により、子ども・子育て支援事業計画策定のための委員会の設置、ニーズ調査を実施します。

療育支援事業  867万7千円
支援が必要である子どもとその保護者、子どもの成長に不安を抱える保護者に対して、相談事業や療育事業を実施し、乳幼児期から途切れのない支援を行います。   保健福祉センターの室内改装により、療育教室スペースを設置し、療育支援事業の強化を図ります。

育成医療給付事業  133万8千円
県から町への権限委譲により、児童福祉法第4条第2項に規定する障害児(障害に係る医療を行わないときは将来障害を残すと認められる疾患がある児童を含む)で、その身体障害を除去、軽減する手術等の治療によって確実に効果が期待できる者に対して提供される、生活の能力を得るために必要な自立支援医療費の支給を行います。

○児童手当給付  8億1060万円

延長保育促進事業  485万3千円
保育時間の延長が必要な児童に対して、保育施策の一つとして延長保育を実施します。

障がい児保育対策事業  116万4千円
発達支援を必要とする児童を保育する私立保育園の加配保育士の配置に対して助成を行います。

健康づくり・予防推進事業  2億435万7千円
各種検診、健康教室・相談等を進める中で、全町民の生涯を通じた系統的な健康づくりを促進します。また、高齢者・児童の発病及び重症化の予防に寄与するため、予防接種事業の推進を図ります。今年度から、子宮がん検診における節目年齢対象者で30・35・40歳の希望者に対してHPV検査を実施します。定期接種となる子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌のワクチン接種については、単独事業で実施します。

養育医療給付事業  224万2千円
県から町への権限委譲により、母子保健法に基づき入院が必要な満1歳未満の未熟児に対して入院治療費を給付します。

○いじめ不登校対策事業  529万1千円
いじめ・不登校などの課題解決の支援や家庭・地域・学校・教育委員会等関係機関の橋渡しとなるスクール相談ネットワーカーなどを配置します。教育相談員を配置するほか、菰野町適応指導教室(ふれあい教室)を開設し、不登校児童生徒への指導・援助を行います。

○学びのサポート学力向上事業  12万円
高校生や大学生等の地域のマンパワーで、夏休み中、中学生の学力向上をサポートします。

○小学校・中学校の児童生徒の就学援助  2118万8千円
小学校・中学校の児童生徒の要援護、準援護就学援助及び特別支援教育就学奨励援助に取り組みます。

公民館教室事業  86万5千円
町民の方々の教養の向上、郷土歴史の継承を学ぶ機会や仲間づくりの場を提供することを目的として、社会教育法に基づき、公民館における各種の講座を開催します。今年度については、新規に話し方講座とソーシャルメディア講座を開催します。

夢の教室開催事業  50万円
日本サッカー協会が企画する「夢先生」の派遣を受け、夏休み中、小学5年生を対象に体を動かすゲームと夢先生のスポーツを通じたトークを行う「夢の教室」を開催します。

青少年育成対策事業  354万1千円
親子のふれあいの場づくり(親子ものづくり教室)、子どもへの情操教育(群読講演会)、体験活動(自然観察体験)の機会などを提供し、さまざまな側面から青少年の健全育成に取り組みます。

元気の礎を築き活力が未来につながる事業

基幹土地改良施設防災機能拡充保全事業  1000万円
昭和46年に県営ほ場整備事業により整備された揚水機場、農業用用排水施設等の長寿命化を図り、効率的な保全に努めるため、前年度に実施した施設の機能診断と調査に基づき、補修・更新を実施します。

○観光名所づくり桜植栽事業  140万円
将来の観光名所を目指して、菰野富士で桜など苗木の植栽作業をイベントとして実施します。

登山道標作製事業    24万円
三嶽寺跡への表参道を復興する取り組みを鳥居道山観光協会と協力して行い、参道へ設置する道標を作製し、現物支給を行います。

○湯の山温泉街環境整備調査事業  126万円
温泉地の関係者による湯の山にふさわしい景観ルールづくりに対する支援、沿道の建築物等の所有者が景観ルールに沿った修景の取り組みに対するアドバイスを行います。

○湯の山街路灯整備事業  400万円

湯の山温泉サイン整備事業  300万円
温泉街の看板(サイン)を景観に配慮したデザインで統一感をとり、外国語表記と合わせて歩行者や運転者にとって判読しやすい道案内標識の設置を行います。

湯の山温泉街環境整備事業  700万円
湯の山パーキングセンター駐車場における公衆トイレの衛生器具交換や外観の意匠替え等の改修を行います。

○町単独道路整備事業・社会資本整備総合交付金事業  2億8658万9千円
生活道路を中心とした道路改良工事・舗装新設工事・交通安全対策工事などの町単独道路整備、国の社会資本整備総合交付金を活用した町道吉沢潤田線、町道潤田池底線、町道本町停車場線、町道竹成83号線、菰野駅前広場等の整備を行い、地域道路交通の利便性・安全性の向上を図ります。

三滝川左岸遊歩道整備事業  1000万円
菰野大橋から庄部橋までの三滝川左岸において遊歩道の整備を行い、三滝川右岸ジョギングロードやいこいの広場などとの潤いのある遊歩道のネットワーク化を図ります。

付加価値を創造し活力が未来につながる事業

地域づくり支援事業  200万円
今後本格的な少子高齢化社会を迎えるにあたり、地域社会の維持など地域の課題解決に取り組んでいる地域活動団体に対して支援員の派遣を行い、地域活動の活性化を図ります。

○地域コミュニティ支援事業  8332万2千円
行政を補完する機能を有する町内各区における、区長・用務員の業務、区の自主的・主体的な住民自治活動に対して支援を行います。

○頑張る農家への支援  200万円
農家等による自発的・創造的な農村資源を生かした元気な地域づくり事業を支援するため、事業に要する経費の一部を助成し、6次産業化を広く推進します。

ニューツーリズム推進事業  300万円
地域資源を活かし、観光施設と組み合わせた着地型観光商品(ニューツーリズム)を推進するため、観光展などにおける紹介宣伝、大学生など外部からの視点を取り入れた地域資源の発掘調査(なごや朝大学支援事業)、来訪者との交流を創造するお店の取り組みに対する支援(来訪者おもてなし交流事業)を行います。

○三条市・東海村民間交流促進事業  100万円

○住民参加型イベント助成事業  130万円
教育委員会が参加して実行委員会が行う住民参加型スポーツ・文化イベント(燈火まつり、市町交流ツーデーウォーク、ヒルクライムレース)に対して助成を行います。

 


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