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平成26年度当初予算

 平成26年度当初予算として、総額約226億円が3月定例会に提案されました。一般会計の予算は約113億円で、前年度の予算と比較して2・2%の増となっています。今年度は平成30年度供用開始予定の新名神高速道路(仮称)菰野ICなど社会資本環境の変化を十分に見通し「安全安心で『菰野らしさ』をさらに磨きをかける」予算として編成しました。

 ここでは一般会計予算約113億円について、石原町長が議会で行った提案説明と、その中で取り上げた主要事業を詳しくご紹介します。

 

町長提案説明 (抜粋)

予算編成の基本的な考え方
今日の基礎自治体を取り巻く著しい環境の変化は、人口減少や少子高齢化、老朽化する社会資本への対応、国際化や高度情報化の進展、地球環境問題の深刻化、求められる安全安心への備えなど、その運営に大きな影響を及ぼすものとなっています。このような変化もあり、町を取り巻く環境も大きく変化していきます。国際化及び高度情報化の進展への対応や、地球温暖化防止の取り組みとして低炭素な地域づくりを推し進めていく必要があるほか、行財政運営に大きな影響を及ぼす変化として、平成30年度には、新名神高速道路の供用が開始され、インターチェンジが設置されます。また、国道477号バイパスの供用が開始されるとともに湯の山温泉地域と国道477号を結ぶ県道湯の山温泉線のバイパスとして(仮称)湯の山大橋の架橋が予定されるなど、社会資本整備による非常に大きな環境の変化が訪れます。また、将来推計人口では、2015年には人口が減少局面に入り、2020年には15歳から64歳までの生産年齢人口が全体の6割を切ります。そして、2030年には65歳以上の老年人口が全体のほぼ3割に達し、人口は約3万8800人と推計され、人口減少や少子高齢化による経済社会構造に非常に大きな変化が訪れます。さらに、南海トラフを震源域とする地震は、町にも非常に大きな被害が及ぶことが予想され、この巨大地震は今世紀半ばまでの発生が懸念されます。このような現実と未来を直視し、今すべきことを丁寧にやりきることが重要であると考えます。予算編成に際し、まずは全ての基盤にある住民の安全安心を守ることを最優先とし、次に、これまで先人たちが培ってきた強みを活かし育むことで今の世代を活力に満ち溢れるものとし、さらに、この活力を未来の町を担う皆さんの子、孫、その先の世代までしっかりとつなげていくということを念頭に置き、「安全安心で『菰野町らしさ』をさらに磨きをかける予算」として編成しました。

各会計の予算規模

歳入
個人町民税では均等割の引上げや納税義務者数の増加により、法人町民税では企業の収益改善により、固定資産税では新増築家屋の増加等により増額を見込んでいます。町税全体としては、前年度に対して7600万円、1・5%増の51億8770万円を計上しています。譲与税及び交付金は、地方財政計画等に基づき計上しました。地方交付税について、普通交付税では、前年度に対して1億5000万円減の12億円を計上し、特別交付税では、前年度と同額の9000万円を計上しました。国庫支出金では、小学校及び中学校の屋内運動場非構造部材等改修事業に充当する学校施設環境改善交付金、国の平成25年度補正予算に伴う臨時福祉給付金補助金及び子育て世帯臨時特例給付金補助金等を見込み、前年度に対して2億763万円、20・1%増の12億4008万円を計上しています。県支出金では、自主運行バス補助金の廃止や、緊急雇用創出事業市町等補助金の終了等がありますが、国民健康保険の保険基盤安定負担金、障害者介護給付費負担金、介護基盤緊急整備等特別対策事業費補助金の増加等により、前年度に対して1233万円、1・8%増の6億8274万円を計上しています。基金繰入金では、千種小学校や八風中学校のプール改築事業、千種小学校屋内運動場非構造部材等改修事業のため教育基金繰入金9000万円を目的基金から繰入れを行うほか、不足する財源を補うため財政調整基金繰入金4億4000万円を計上しています。町債では、鵜川原幼保園園舎改築事業、社会資本整備総合交付金事業、上水道の第6次拡張事業、消防ポンプ自動車更新事業に係る町債を計上し、財源補てんのために、臨時財政対策債6億円を計上しています。

歳入の内訳
歳入の内訳(円グラフ)
歳入の内訳

 

歳出
経費全般について徹底した節減合理化と、事業の重点化、効率化を図っています。性質別にみると、義務的経費では、子ども医療給付や障害者自立支援給付等の社会保障に係る扶助費の増加があるものの、保健福祉センター建設に係る町債の償還終了による公債費の減少等により、対前年度比1億1966万円、2・5%減の47億1421万円を計上しています。投資的経費では、鵜川原幼保園園舎改築事業、小中学校屋内運動場非構造部材等改修事業等を計上していますが、コミュニティFM緊急割込放送設備整備事業、八風中学校武道場新築事業の完了等により、対前年度比2802万円、1・8%減の15億2609万円を計上しています。その他の経費については、小学校及び中学校のパソコン更新事業、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の給付事業等により増加しています。なお、継続費は、菰野、鵜川原、朝上の各小学校並びに菰野、八風の両中学校における屋内運動場非構造部材等改修事業について2カ年の継続事業として計上しています。また、債務負担行為は、平成27年4月の任期満了に伴う県知事等の選挙に係るポスター掲示場設置等委託、平成27年度の「がん検診業務委託」、新名神高速道路の建設に伴い整備する道路等の公共施設整備に係る平成27年度から平成30年度までの負担金をそれぞれ計上しています。

歳出の内訳
歳出の内訳(円グラフ)
歳出の内訳

町民一人当たりの項目別歳出額
 
町民一人当たりの項目別歳出額

 

平成26年度の主要事業

印は新規
印は一部新規
印は拡充
印は前年度からの継続

安全安心を守る事業

○防災対策事業 5876万1千円
震災等自然災害時における住民の自助及び共助の強化を図るため、木造住宅の耐震化を促進するとともに、要援護者宅の家具転倒防止対策を行います。また、各区の防災施設等整備に対して助成を行います。

防犯灯LED照明導入促進事業 1050万円
町内の防犯灯をLED化することにより消費電力を抑え二酸化炭素の排出量を削減するとともに、夜間における安全な環境づくりを図ります。

臨時福祉給付金給付事業 1億1021万8千円
消費税率引上げに伴う所得の低い方への負担の影響を考慮し、臨時的な措置として「臨時福祉給付金」を給付します。

○病院救急医療体制強化事業 2251万円
急病や交通事故等の救急患者の搬送件数が増加するなか、住民の暮らしを守るために、第二次救急医療体制の確保を図り、公的病院である菰野厚生病院の救急医療体制整備に対して支援を行います。

児童虐待対策事業  120万円
児童虐待予防啓発のための講演会の開催や、要支援家庭への育児や家事支援のための訪問事業の実施により親の育児不安の軽減を図り、要保護児童対策地域協議会のネットワークの活用などにより、地域全体で児童虐待の未然防止、早期発見、早期対応を行います。

子育て世帯臨時特例給付金給付事業 5270万3千円
消費税率引上げに伴う子育て世帯の方への影響を考慮し、臨時的な措置として「子育て世帯臨時特例給付金」を給付します。

清掃センター整備事業 2500万円
廃棄物を適正かつ安定的に処理するため、平成25年度に実施した清掃センター(平成3年3月竣工)の機能診断結果を踏まえた廃棄物焼却処理施設の整備に係る設計条件等の取りまとめを行います。

ため池ハザードマップ整備事業 1000万円
ため池の耐震性点検調査(平成24年度国補正予算事業)の結果から震災等での被害の拡大範囲及び被害程度の予測を行い、迅速な避難行動など災害対応が行えるよう、ため池ハザードマップを作成します。

○基幹農業水利施設の長寿命化事業 1500万円
昭和46年に県営ほ場整備事業にて整備された揚水機場、農業用用排水施設等の長寿命化を図り、効率的な保全に努めるため、平成24年度に実施した施設の機能診断と調査に基づき、継続して施設の補修及び更新を実施します。

有害鳥獣対策事業 685万4千円
有害鳥獣による農林作物への被害対策として、有害鳥獣の駆除及び捕獲、パトロールの実施、大量捕獲おりや地域ぐるみの電気柵設置などに助成を行います。

みえ森と緑の県民税市町交付金事業 462万7千円
みえ森と緑の県民税市町交付金を活用し、町道沿道のナラ枯れ木の伐採や、森林内の間伐倒木の搬出などを支援し、災害に強い森林づくりを推進します。

町単独道路整備事業、社会資本整備総合交付金事業 3億6651万4千円
生活道路を中心とした道路改良工事、舗装新設工事、交通安全対策工事などの町単独道路整備、国の社会資本整備総合交付金を活用した町道吉沢潤田線、町道潤田池底線、町道草里野尾高線、町道竹成83号線、菰野駅前広場等の整備を行い、地域における道路交通の利便性及び安全性の向上を図ります。

高規格道路関連事業 5650万円
平成30年度の供用開始が予定される新名神高速道路の建設に伴う、道路や水路等の周辺環境整備を行います。

橋りょう維持補修事業 5000万円
災害に備えた防災対策機能を強化するため、耐震補強を含めた橋りょうの長寿命化を図り、道路環境の維持及び向上を図ります。

大羽根町営住宅長寿命化改善事業 200万円
老朽化している大羽根町営住宅(昭和44年〜昭和52年建)の長寿命化を図ります。

救急業務高度化推進事業 400万1千円
病院前救護体制を強化するため、高度救命処置ができる救急救命士の養成を行うとともに、高度救命処置に必要な資機材を整備します。

消防庁舎増改築事業 2315万円
消防救急業務の増加と多様化にあわせ、現在の消防庁舎の一部を増改築し、消防救急業務の円滑化を図ります。

消防車両整備事業(消防ポンプ自動車、資機材搬送車)5310万円
消防力の維持向上のため、平成9年度に配備された消防ポンプ自動車及び平成10年度に配備された資機材搬送車を更新します。

消防救急無線デジタル化、新消防指令センター整備事業 519万7千円
消防救急無線デジタル化の平成28年度からの運用開始に向けて、事業効果及び費用対効果を高めるため、四日市市及び桑名市消防本部とともに、活動波無線と消防指令センターの共同整備を進めます。共通波無線については、平成26年度完成を目指して県域一体で整備を進めています。

千種小学校プール改修事業 5466万2千円
昭和51年築造の老朽化した千種小学校プールの改修を行います。

小学校・中学校屋内運動場非構造部材等改修事業 2億2578万6千円
児童生徒の安全確保及び収容避難所としての機能確保のため、小学校及び中学校における屋内運動場の非構造部材等の調査を行い、平成27年度までに致命的な事故につながる天井、照明器具等の落下防止対策等を講じます。

就学援助事業 2550万7千円
家庭の経済的理由により就学が困難な児童生徒(平成26年度からクラブ活動費、生徒会費、PTA会費についても対象)や、特別支援学級の児童生徒の就学を支援します。

八風中学校プール改修事業 5395万1千円
昭和45年築造の老朽化した八風中学校プールの改修を行います。

強みを活かし育む事業

○広報広聴事業 1000万7千円
紙媒体での広報や町ホームページの運営に加え、ソーシャルメディアの活用を図るなど、様々なメディアの特性を活かし、まちの魅力を情報発信していきます。

○地域活動支援事業 8258万2千円
行政を補完する機能を有する町内各区における、区長や区用務員の業務、区の自主的、主体的な住民自治活動に対して支援を行います。

○障がい福祉計画策定事業 20万円
当町における障がい福祉サービスの現状分析と今後の予測を行い、障がい福祉サービスの提供体制等について、平成27年度から平成29年度までの障がい福祉計画を策定します。

○高齢者福祉、障がい者福祉施策の実施 15億6637万2千円
国、県の支援を活用しながら、介護保険特別会計や後期高齢者医療特別会計への繰出金、後期高齢者医療療養給付費負担金、老人福祉施設入所措置経費などの高齢者福祉、心身障害者医療費助成、障害者介護給付費、障害者施設訓練等給付費、地域生活支援などの障がい者福祉における諸施策の維持に努めます。

健康づくり、予防推進事業 2億1843万5千円
各種検診、健康教室、健康相談等を進める中で、全住民の生涯を通じた系統的な健康づくりを促進するとともに、温泉等の地域資源を活用した健康づくりについて検討を行います。また、高齢者や児童の発病及び重症化を予防するための予防接種事業の推進や、女性特有のがん(乳がん、子宮がん)の早期発見と正しい健康意識の普及啓発のため、節目年齢の方に検診の無料クーポンの配付を行います。

○観光名所づくり桜植栽事業 500万円
将来の観光名所を目指して、菰野富士で桜の苗木の植樹イベント等を実施します。

地域資源活用推進事業 320万円
地域資源の付加価値向上のための取り組みや各種イベントの開催等を通じて観光や産業の活性化を図ります。

湯の山温泉活性化対策調査事業 150万円
湯の山温泉街の活性化を図るため、(仮称)湯の山大橋の架橋による影響や、その対策等について調査を行います。

○湯の山温泉サイン整備事業 120万円
(仮称)湯の山大橋の架橋を控え、温泉街全体で統一したデザインの行き先案内板を計画的に整備します。

南部公民館公園整備事業 300万円
南部公民館敷地内の建物の一部を撤去し、住民の憩いや交流の場、災害時における緊急避難場所として機能する公園を整備します。

地区公園整備事業 250万円
地区が所有する空地や広場等での公園施設の設置等を支援し、地域住民の憩いや交流の場、災害時における一時避難場所となる公園の整備を図ります。

○住民参加型イベント助成事業 130万円
地域住民参加型のスポーツや文化イベント(燈火まつり、ヒルクライムレース)の開催支援により地域振興を図るとともに、情報発信していきます。

文化財ボランティアガイド養成事業 10万円
菰野町を訪れた方に町の文化財や風土に親しみを持っていただくよう、町内の名所旧跡を案内するボランティアガイドを養成します。

田光のシデコブシ及び湿地植物群落保全事業 236万3千円
国指定天然記念物である「田光のシデコブシ及び湿地植物群落」の保護整備のため、保存管理計画の策定や指定地内の土地取得に向けた調査等を行うとともに、観察用の遊歩道を整備し、シデコブシ及び湿地植物群落を保全、継承していきます。

町営グラウンド、海洋センター施設整備事業 704万1千円
町営グラウンド及び海洋センター施設の整備と充実を図ります。

未来へつなげる事業

○地域コミュニティ支援事業 80万円
地域社会の維持など地域の課題解決に取り組んでいる地域活動団体に対して支援員の派遣を行い、地域活動団体の活性化を図ります。

電気自動車急速充電設備整備事業 500万円
役場本庁舎の駐車場に、住民や菰野町を訪れる方が利用できる電気自動車の急速充電設備を整備することで、二酸化炭素の排出削減に向けた取り組みを促進します。

子育て支援事業 2672万1千円
子育て支援センターやファミリーサポートセンターの運営、保育園及び幼稚園での「わくわく広場」の実施、地域の子育てサロン等への支援などの子育て支援を継続して展開します。また、平成25年度実施の子ども・子育てニーズ調査等をもとに、子ども・子育て支援事業計画を策定します。

○途切れのない支援事業(療育支援事業) 412万9千円
支援が必要である子どもとその保護者、子どもの成長に不安を抱える保護者に対して、相談事業や療育事業を実施し、乳幼児期から途切れのない支援を行います。

○鵜川原幼保園園舎改築事業 3億1685万円
安全で安心できる保育環境の向上を図るため、老朽化している鵜川原幼保園の保育室の改築、事務室や調理室等の改修を行うとともに、新たに低年齢児保育室の建築を平成24から27年度までの継続事業で行います。

○頑張る農家支援事業 200万円
農家等による自発的・創造的な農村資源を生かした元気な地域づくり事業を支援するため、事業に要する経費の一部を助成し、6次産業化を広く推進します。

森林資源有効活用事業 92万円
森林資源を活用したエネルギーの循環システムの構築に関し、森林資源の有効活用における需要と供給に係る調査を行います。

○コミュニティスクール推進事業 25万円
学校と家庭や地域が一緒に協働しながら、子どもたちの豊かな成長を支えるコミュニティスクールの導入に関する実践研究を行うとともに、子どもの社会への参画力を高めるような仕組みづくりの検討を行います。

教育振興基本計画策定事業 22万4千円
菰野町の教育が目指すべき姿やその実現に向けた施策の方向性を示すための教育振興基本計画を策定します。

○いじめ不登校対策事業 529万2千円
いじめや不登校などの課題解決の支援や、家庭、地域、学校、教育委員会等の橋渡しとなるスクール相談ネットワーカーなどの配置や、ふれあい教室(適応指導教室)の開設により不登校児童生徒への指導及び援助を行い、児童生徒の健やかな成長を図ります。

○学びのサポート学力向上事業 12万円
菰野町出身の高校生や大学生等の地域のマンパワーで、夏休み期間中に、中学生の学力向上をサポートします。

○小中学校パソコン更新事業 4014万円
小学校及び中学校に最新のパソコンの整備を行うことでICT教育の充実を図ります。

夢の教室開催事業 140万円
日本サッカー協会から「夢先生」の派遣を受け、町内全小学校の5年生を対象に、体を動かすゲームとスポーツを通じたトークを行う「夢の教室」を開催し、夢を持つことの素晴らしさ、夢に向かって努力することの大切さを子どもたちに伝えます。

○スポーツ団体、大会開催支援事業 502万円
スポーツ教室やスポーツ大会の開催を支援し、スポーツを通した住民全体の健康増進や、地域間、世代間の交流を図ります。

 


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