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町長雑感

財源からみる「かもしか号」

−県からの補助金は・・・−

財源からみる「かもしか号」先月、「かもしか号」の愛称で親しまれている菰野町のコミュニティバスの運行の見直しを、利用者の極端に少ない便を統廃合する一方で、通勤通学時間帯である朝夕の便をそれぞれ増やし、近鉄湯の山線や三重交通の高速バスへのアクセスを向上するなどの利便性を高めることを企図して、実施しました。

 もともと菰野町のコミュニティバスは、平成15年3月に三重交通の路線バスが廃止されたことに伴い、同年4月に自主運行バスの形でスタートしました。加えて、それ以前の平成11年4月から保健福祉センター「けやき」への交通手段としての福祉バスとの統合という形で、平成16年4月に現在と同じような運行形態となり、平成17年10月からコミュニティバスとして本格運行を開始しました。
 さて、このコミュニティバスを運行するために、1年間にどれくらいの経費がかかっているでしょうか?

 約5,100万円です。

 この額は、ここ10年間でおよそ350万円の増減範囲で推移していますが、その内訳が異なっています。バスを運行するための経費は、運賃、県からの補助金、町の支出の三つの財源で賄っています。乗降客(年間77,875人)が最も多かった平成19年度には、運賃収入は約780万円、県からの補助金は約540万円、町の支出は約3,400万円となっていますが、乗降客(年間55,449人)が過去最低であった平成26年度には、運賃収入は約590万円、県からの補助金は0円、町の支出は約4,500万円でした。

 今回の運行見直しでは、知恵を絞りながら、国の補助金を約225万円は獲得したものの、最も大きいのは、平成16年度に約760万円あった県からの補助金が、平成22年度には当初の半分を切る約350万円になり、その後平成24年度には約260万円、平成25年度には約130万円となり、遂には昨年度0円となったことです。

 次回は、さらにコミュニティバスを含めた地域の公共交通について考えてみます。


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