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町長雑感

地域による農業経営

−農業分野におけるある種の公共性−

菰野町:57.4%(1,910ha)
四日市市:30.4%(3,980ha)
いなべ市:52.9%(2,730ha)
鈴鹿市:27.4%(6,010ha)
川越町:33.0%(110ha)
朝日町:50.3%(126ha)
地域による農業経営 菰野町:26.2%(62.2%)
四日市市:6.6%(64.3%)
いなべ市:9.7%(60.1%)
鈴鹿市:7.1%(64.3%)
川越町:0.0%(58.4%)
朝日町:0.0%(67.3%)

以上の数字は、近隣市町の農地集積率と括弧内は耕地面積を示しています(いずれも平成27年度)。もともとの耕地面積に大きな違いがありますが、菰野町といなべ市、朝日町が50%を超えています。およそ10年前から農地を集約化する動きが進められ、さらに平成25年からは、遊休農地解消措置の改善、青年等の就農促進策の強化を目的とした農地中間管理機構が創設されるなど、農家の大規模化による生産性の向上と経営の安定化を図るための政府の施策が展開されています。菰野町は数字の上では、農地集積率が高い結果となっていますが、従来から農業経営基盤促進法に基づき農地の集約化を進めてきたことにより、現段階では農地中間管理事業をあまり活用していませんので、国の施策とは異なった形で農地の集積が進められていると考えられます。

 

以上の数字は、近隣市町の大豆の作付率と括弧内は米の作付率※を示しています(いずれも平成27年度)。菰野町においては、農家の皆さんが協議して転作面積を決める「菰野町型ブロックローテーション」が昭和50年代から取り組まれており、元来農業に必要な地域経営的観点を大切にしてきました。田畑に水を供給するためにも水路の建設や維持管理などは個々の力ではなく、地域全体の力が不可欠ですし、圃場整備を行うにも地域の皆さんの理解と協力が欠かせません。このことは、地域での農業経営がある種の公共性を有していることを示しています。農業は我々の生活を支える重要な産業であることは、衆目の一致することだと思います。その観点からも菰野町固有の農業振興のために、農業関係者はもとより、町民皆さんのご理解を賜りますようお願い申し上げます。

※大豆の作付は耕地面積に対する率。米の作付は田本地面積(畦抜き)に対する率。


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