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町長雑感

菰野町における低年齢児保育の状況

−0〜2歳児を受け入れるための課題−

 前回の拙稿では、制度改正による定義変更によって、新たな待機児童が、特に、0〜2歳児の低年齢児において発生する可能性について触れました。そこで今回は、ここ数年の菰野町における就学前保育施設整備の経過について概観してみようと思います。

 菰野町内における子どもの数の推移については、各小学校区によってその状況が異なるために一概に論じることは出来ません(つまり、増加している小学校区もあれば減少している小学校区もあるということです)。就学前保育や教育の多様化や子どもの数の減少などの町政課題に効果的かつ効率的に対応するために、平成21年度の千種地区における幼保一体化運営を皮切りに、菰野幼稚園改築に伴う菰野東保育園の併設、鵜川原幼保園、竹永幼保園と順次整備を進め、平成29年度からは、朝上地区において幼保一体園の運用を開始します。

 この間、平成25年4月の新たな竹永幼保園の運用開始に伴い、0〜2歳児の定員を50名分、平成27年4月の新たな鵜川原幼保園の運用開始に伴い、0〜2歳児の定員を40名分、合計90名増加し、低年齢児の受け入れに傾注して来ました。

 それらを含めて、平成24年度と平成27年度の決算の数字を以下に示します。

・保育園入園園児数
823名(平成24年度)→872名(平成27年度)
・3〜5歳児園児数
569名(平成24年度)→565名(平成27年度)
・0〜2歳児園児数
254名(平成24年度)→307名(平成27年度)※

 0〜2歳児の増加が顕著であることは理解頂けると思いますが、3〜5歳児への保育士の配置は、園児20名および30名に対して1名の保育士ですが、0〜2歳児については、0歳児は3名に対して、1歳児は5名に対して、2歳児は6名に対してそれぞれ1名の保育士を配置しなければならず、財政的にも人材確保の面でも相当な負担が生じることとなります。先月の拙稿でも取り上げましたが、これまでも実態に応じて対応して来ていますが、少子化傾向のみの他の市町村と大きく異なり、当町ではさらに待機児童が増加することが見込まれており、他の子育て支援策との優先順位を勘案しながら、取り組まなければならないと考えています。

※平成29年2月22日現在の入園児予定者数は382名と急増しております。

菰野町における低年齢児保育の状況


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