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町長雑感

一人ひとりの小さな積み重ね(その2)

−資源物の再利用を取り巻く状況−

前回の拙稿では、清掃センターの大規模改修工事に関連して、これまで可燃物に含まれていた剪定木および草の分別収集と焼却炉の運転時間の関係を述べました。
 今回は、月に一度、各区などのご協力を得て取り組んでいる資源物収集について触れてみようと思います。
 1,026万円。
 この数字は、平成28年度に菰野町内において資源物として収集した缶や瓶、新聞紙などの売却代金です。ちなみに、平成26年度は1,405万円、平成27年度は1,196万円と推移しており、一部、売却単価の下落の影響があるものの、主に、資源物としての収集量の減少が大きく影響しています。この収集量の減少は、民間の廃棄物処理業者が、各所に新聞や雑誌の収集場所を設置するなどしていることに関係していると考えられますが、究極の目的は、官民を問わず、最大限再資源化を図ることですので、これ自体に問題がある訳ではありません。
 この売却代金を巡る議論では、「区やPTAなどの関係者にご協力頂いているので、その売却代金は配分するべき」という声も耳にします。以前からPTAの財源確保のために新聞などの古紙回収を実施しており、現在も一部の代金を還元しています(平成28年度は228万円)。
 一方で、この資源物収集においても、各区にコンテナを配布したり、収集された資源物を運搬したりするための業務が発生しており、平成28年度では、4,646万円の業務委託としての支出をしています。さらに、資源物収集に対する人件費も必要なことから、資源物収集の全体事業としては、支出超過になっています。
 ここでは財政的な話を申し上げましたが、最も重要なことは、3R※の徹底であり、Recycle(資源の再利用)のための意識啓発とそれに伴う実践です。技術革新など時代の変遷により、将来的な取組は変化する可能性もありますが、現状においては、皆さんのご協力をお願い申し上げます。

※Reduce(リデュース:ごみを減らす)、Reuse(リユース:繰り返し使う)、Recycle(リサイクル:資源として再利用する)の3つのR(アール)の総称

各地区での資源物収集の様子
各地区での資源物収集の様子


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