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町長雑感

菰野町の地域活性化の節目の年

−足湯キットから学ぶ−

年が改まりまして、平成30年がスタートしました。本年は、菰野町の地域活性化に関して大きな節目となると考えています。ご承知の通り、湯の山温泉が開湯1300年を迎え、萬古焼きの創始者である沼波弄山の生誕300年であり、鈴鹿国定公園指定50周年の年です。

 ここ数年、政府の地方施策の柱として「地方創生」なる言葉が散見されるようになりました。この「地方創生」という考え方は、少子高齢や人口減少社会の到来によって、(都市部でないという意味の)「地方」の衰退が著しく、それを解決するために第一次産業や観光などにより地域を活性化させる文脈で登場しました。

 地域活性化にとって、行政が果たすべき役割は少なからずありますが、最も重要なことは、観光なり、モノづくりなりに関わる業界や事業者が主体的に活動することです。なぜなら、自らの生業に直接的に利益が還元されるからです。一方で、そういった業界や事業者の経済活動が活発になれば、当然のことながら、地域全体が活性化されるので、行政も二次的な意味において積極的に支援することも重要です。加えて、それらが持続可能な動きになるためには、一人でも多く町民の皆さんが参画する機会を設けることが重要であり、地域の皆さんの理解や協力が得られるように、業界や事業者自らが努力をしなければならないことは言うまでもありません。

 昨年、菰野町商工会と同会青年部などの皆さんの多大なるご協力のもと、湯の山温泉開湯1300年に向けて、足湯キットを製作して戴きました。この製作に関わった皆さんは、これまでも僧兵まつりなどのイベントに協力することはありましたが、普段から観光に密接に関わる方々ではありません。このような皆さんが、観光関係の取組に携わったことは、地域活性化への町民参画という観点から極めて大きな意義を有していますし、今後の菰野町のまちづくりに象徴的な意味を持つ可能性があります。平成30年の節目の年を機に、町民皆さんのご理解ご協力を期待致します。

菰野町商工会青年部が製作した足湯キット
菰野町商工会青年部が製作した足湯キット


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