記念式典の様子
記念式典の様子

鈴鹿国定公園指定50周年~大自然 自然のままに美しく~

 7月22日に御在所山上公園で鈴鹿国定公園指定50周年記念式典が開催されました。
この式典は鈴鹿国定公園協会が主催し、会長の滋賀県知事と副会長の三重県知事、菰野町長のほか、会員である両県の関係市町(四日市市、鈴鹿市、亀山市、いなべ市、伊賀市、滋賀県甲賀市、東近江市、日野町、多賀町)の市町長など約200名が出席しました。
 式典では両県知事の挨拶などのあと、石原町長が挨拶で「自然保護という観点だけでなく、地域資源として活用することにも注力したい」と思いを語りました。
その後は菰野町みどりの少年隊と滋賀県永源寺緑の少年団が元気いっぱいの大きな声で「大自然 自然のままに美しく」と記念宣言を行い、最後に子どもたちと出席者一同で記念植樹を行いました。

子どもたちによる記念宣言 子どもたちによる記念宣言
子どもたちによる記念宣言 記念植樹を行う出席者たち

多種多様な生態系を有する鈴鹿国定公園

 鈴鹿国定公園は三重県と滋賀県の県境を南北に走る鈴鹿山脈を中心とした区域です。
多数の巨岩や奇岩が随所に存在し、特異な景観を有しています。中でも御在所岳の藤内壁は日本三大岩場として知られています。
 また、気候的には太平洋側と日本海側の気候がぶつかり合い、動植物の分布に特別な環境を与えているため、多種多様な動植物を見ることができます。日本にしか生息していない特別天然記念物のニホンカモシカや、天然記念物(県指定)のキリシマミドリシジミ、御在所の春を代表する花のアカヤシオやシロヤシオなど様々な動植物が生息し、四季折々に美しい風景を楽しむことができます。

キリシマミドリシジミ ニホンカモシカ アカヤシオ シロヤシオ
キリシマミドリシジミ ニホンカモシカ アカヤシオ シロヤシオ

認められた大自然 10年越しの悲願が叶う

 鈴鹿山脈の三重県側は昭和23年に県立公園に指定されていましたが、翌年に公園昇格期成同盟会が結成され、より優れた自然の風景地である国定公園への昇格を目指し、陳情活動等を行っていました。昭和34年の町広報紙には、菰野町で開催された移動県民教室で当時の三重県知事が「とりわけ当地は三重県下有数の観光資源を有し、これを国定公園まで持っていきたい」と挨拶の中で語ったと記されています。
これがきっかけとなり、昭和37年に三重滋賀両県と関係市町村で指定促進協議会が結成され、積極的な活動の結果、昭和43年の指定に至りました。
 鈴鹿国定公園は豊かな自然を有するだけでなく、先人たちの様々な思いにより現在に至っています。
自然を守り続けると同時に、地域資源として有効に活用する方法を模索し実行していくことも重要となります。

御在所山上公園にある記念碑 記念植樹を行う出席者たち
御在所山上公園にある記念碑 昭和43年10月22日に行われた記念式典の記念碑除幕の様子
 
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