郷土史・風俗第58回
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縄文時代の生活
 

石器と竪穴住居
 私たちが住む日本列島は、約1万年前から土器を作ることを知り、その土器に縄目の文様があることから、この時代は縄文時代といわれています。
 石器は、当初は斧型の重量のものでした。しかし、獲物となっていた大型動物が気候の激変により絶滅して、イノシシやシカなどの小動物になり、次第にナイフ型、細石刃と発達しています。
 また、住まいは地面を10センチほど掘って床を土で固めた竪穴住居で生活していました。
竪穴住居には丸いものと四角いものがあり、四畳半から十畳ぐらいの広さで4人から6人が生活していました。


盛願寺本堂
▲竪穴住居

菰野の縄文遺跡
 菰野の縄文遺跡である西江野遺跡は菰野富士の裾野に広がる扇状地の上部にあり、清水が湧き出る泉付近に住居があったようです。ここからは矢の柄を研ぐ道具の矢柄研磨器という石器が発見されています。また、尾高観音から八風スポーツ公園までの高原一帯にも住まいをしていたようです。 ここからは石鏃(やじり)、石槍、石斧、石匙、叩き石などの石器と土器が発見されています。さらに、竹成、永井にまたがる高原(たかはら)は獣の狩場であったようで、有舌尖頭器という石槍が発見されています。

三頭石斧
▲三頭石斧
縄文土器
▲縄文土器