広報こものトップ >> 町長雑感

町長雑感

将来の健康のために今出来ること

−潜在的な疾患を自覚する−

 皆さんは、日常生活の中でどれくらい身体を動かしていますか?

 私自身はジョギングやサッカーなどのスポーツで身体を動かすことを心掛けていますが、日常では会議などで座って仕事をすることがほとんどですし、車での移動も多いので、携帯電話に付与されている万歩計の数字を見ても日常生活での一日に歩く歩数は3,000ぐらいとなっており、余ほど意識しなければあまり身体を動かさない環境に身を置いていることになります。ただ、鉄道での移動を伴う出張などの際には、その数字が10,000歩を超えることも多く、格段に上がり、必然的に歩く環境になれば、無意識のうちに身体活動を増やすことは可能であると言えます。

 三重県内のおよそ半分の市町で実施しておりますが、菰野町でも全町民対象に30代健康診断を実施しています。その結果の一部を分析したところ、血糖を示す数値が保健指導値より高い人の割合が、8.1%と全国平均値である3.1%に比べて高くなっています。また、腎機能の指標である血清クレアチニンの数値も保健指導値より高い人の割合が、18.0%と全国平均である5.6%を大きく上回っていることが分かりました。一方で、肥満度(BMI)や腹囲などいわゆるメタボリックシンドロームに関わるデータは、平均的な値に納まっています。このことは、外見的には問題がないものの、目に見えない部分、特に血管及び腎臓系に深刻な事態を及ぼす可能性があることを示しています。

 菰野町の30代の血管系及び腎臓系の健診結果が、なぜ悪い数値であるのかの原因は、今後詳細に分析していく必要がありますが、少なくともこのような事実があることを町民皆さんと情報共有して、自らの健康づくりに役立てて頂きたいと思います。

 まずは、自覚症状のない潜在的な疾患可能性を発見するために健康診断を受診することと、スポーツジムに通ったり、ゴルフをしたり、ジョギングをしたりといったスポーツ以外にも、エレベータを使用せずに階段を使うとか、掃除などの家事を行うとか、ウォーキングイベントに参加するなど、日常生活の中での身体活動を心掛けてみてはいかがでしょうか?未来の健康の維持のために今から出来ることに取り組んでみましょう!

けやきフェスタでの保健ゾーンの様子
けやきフェスタでの保健ゾーンの様子


町長雑感バックナンバー


All Rights Reserved.Copyright(c) Komono Town
各ページの記事、画像等の無断転載を禁じます。