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町長雑感

防災減災対策における「タイムライン」

−段取り八分の精神−

 今年は3月から4月にかけて不順な天候が続き、日照時間の不足によって農作物に影響が出ているなどしています。また、4月中旬には、四国地方で非常に激しい雨が降り、高知県内では1時間に100oを超える降雨を記録しました。幸い菰野町では、今年に入ってからはそのような短時間での集中的な豪雨に見舞われてはいませんが、5月以降の出水期に入ってきますと、場合によっては1時間に100oを超える雨量を記録する場合もありますので、風水害に対して備えをしなければなりません。

 皆さんは、防災減災対策における「タイムライン」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?少し硬い表現になりますが、事前防災行動計画と言われるもので、台風が接近する場合など、雨や風の影響を最も大きく受ける時間帯までに事前にどのような行動をとるべきかの対応を示したものです。例えば、48時間後に台風が最も接近すると想定される場合には、自宅の屋根瓦が飛ばないよう点検するなどの確認を行うことなどが挙げられます。当然のことながら、行政は公助の役割として、公共施設の点検や各種行事の開催有無、幼保園や小中学校の現況確認などを、時間軸に沿って協議をしながら、災害対策本部としての対応を調整、決定していきます。

 一方で、皆さんは自助の分野において、どのような「タイムライン」を想定されているでしょうか?風で飛ばされそうな屋外にある物を屋内に収納したり、停電を想定して懐中電灯やラジオを準備するなど、なんらかの行動をとられる方も多いと思います。また、自宅周辺など、日常生活において浸水しやすい箇所や過去大きな災害が発生した場所などを再確認しておくことも重要な事前防災に繋がると言えます(あくまでも事前の確認であり、風雨が強まってからは絶対に近づかないで下さい)。菰野町としましても、自助、共助を支える意味から、行政情報メールを個々のモバイル端末に配信し、適宜適切な行動を促すようにしています。今月31日(日)には菰野町水防訓練も予定しております。この際、自分や家族の「タイムライン」を話し合ってみてはいかがでしょうか?

昨年開催された水防訓練
昨年開催された水防訓練


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