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町長雑感

属性データから見る菰野町図書館

−男女、年齢、地区−

前回の拙稿では、図書館の蔵書数や年間貸出冊数を基にして、菰野町図書館の特徴や現状に触れましたが、今回は平成27年度の菰野町図書館における貸出冊数(379,120 冊)を男女や年齢層、地区などに着目して、利用状況を概括します。373,771 冊※のうち男女比はどれくらいだと思いますか?

 男性が39.3 %(146,809 冊)、女性が60.7 %(226,962 冊)で女性への貸出数が多くなっています(これはあくまでも菰野町図書館の貸出冊数の状況ですので、書籍購入などによる読書は当然のことながら含まれません)。

 この男女の区別に年齢層を加えてみると、ほとんどの年齢層で女性が男性を上回っており、特に、23〜29歳(男性:23.9%、女性:76.1%)、30〜39歳(男性:20.6%、女性:79.4%)、40〜49歳(男性:32.0%、68.0%)からも明らかなように、23歳から49歳の年齢層の男女の差が特に大きいことがわかります。一方、唯一70 歳以上の年齢層だけが、男性が女性を上回っており(男性:58.5%、女性:41.5%)、女性の高齢者が圧倒的に多い現実を加味すると、この点はかなり興味深いです。

 数字を見る際に何かの基準を当てはめて考えるというのは重要なことですが、逆にその基準に縛られ過ぎると多面的総合的判断が出来なくなる可能性があります。特に、男女という極めて単純かつある種の政治利用される基準は気を付けなければなりません。少し視点を変えて、女性だけの数字の変化を追ってみると、30〜39歳の44,321冊と40〜49歳の49,880冊が突出している印象を受けます(30〜39歳と50〜59歳のそれぞれ男女の冊数を比較してみると、30〜39歳女性の冊数はかなり多いと言えます)。

 以上に地区の要素を加えてみると、朝上地区が男性:43.0%、女性:57.0%と男女の差が最も小さく、それを男性の年齢層で追ってみると、50〜59歳が48.3%、60〜69歳が53.6%、70 歳以上が50.8%となっており、他の地区よりも50歳以上の男女差が拮抗もしくは上回っているのが特徴的です。ちなみに、千種地区の23〜29歳が男性:6.0%、女性:94.0%となっています。この層の貸出冊数が853冊ですので、特定の利用者が存在したことが影響しているのかもしれませんが、これは何かの話のタネにしてもらえれば幸いです。

※ 379,120冊のうち団体貸出などを除いた貸出冊数

菰野町図書館男女別貸出冊数
本文中の373,771 冊と合計が異なるのは、男女別不明があるため


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