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町長雑感

分類別貸出冊数からみる菰野町

−小説の貸出冊数が多いのは織り込み済みですが…−

ここ2回の拙稿では、菰野町図書館に関して、蔵書数や利用者の属性などを元にして、その特徴に触れてきました。特に、前回では、女性の30〜39歳及び40〜49歳の貸出冊数が突出していることを指摘しました。

そこで今回は、分類別貸出冊数(0 総記、1 哲学、2 歴史…などの分野ごとの貸出冊数)に焦点を当ててみようと思います。

町民皆さんがどのようなジャンルの書籍を借りていると思いますか?これは妥当な結果だと思いますが、文学(一般書)が75,175冊となっており、年間貸出冊数379,120冊の約19.8%を占めています。図書館が新刊小説を貸出すことによって書籍の売上に影響を及ぼすと指摘されており、全国的な議論がなされていますが、この文学には小説が含まれており、利用者の需要としてはこの分野が高いことが窺えます。

意外に感じたというと怒られるかもしれませんが、芸術(一般書)が43,551冊となっており、一般書の中では2番目に多く貸出されていました。ただ、これは分類上、カメラや陶芸、囲碁、スポーツなどの趣味や娯楽を含んでいることが、多数の貸出の一因になっていると考えられます。加えて、漫画もこの分野に含まれていることも数字に影響があると思います。

この分類別貸出冊数で注目すべき数字がもう一つあります。それは、絵本の68,411冊です。これは、児童書を含む全ての図書で文学(一般書)に続く数字となっており、18.0%となっています。確かなことは申し上げられませんが、この絵本の数字が、女性の30〜39歳及び40〜49歳の貸出冊数に影響しているのではないかと思われます。

分類別貸出冊数からみる菰野町このことに関連して、本年度「絵本のまちづくり文化プロジェクト実行委員会」主催により、菰野町手づくり民話絵本コンクールが開催されます。すでにおとなの部に22作品、こどもの部に30作品の応募があり、今後、最終審査が行われます。表彰式などを含む大会が、絵本作家としても活躍中の西野亮廣さん(吉本興業所属、コンビ名はキングコング)をお招きして、平成29年1月22日に開催予定となっています。当町において、書籍をテーマとした大会は数少ないですが、ぜひ足をお運び頂ければと思います。


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