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町長雑感

予防接種で社会的損失を防ぐ

−何を優先するべきか?−

平成26年度:319人、31クラス
平成27年度:415人、42クラス
平成28年度:165人、12クラス

これは、菰野町内の幼稚園及び小中学校における季節性インフルエンザによる学級閉鎖の患者数とクラス数です。平成28年度は、平成26年度と比較してみると、学級閉鎖数は約40%、患者数も50%程度に抑制され、平成27年度と比較しても、患者数が50%以下になっています。

慎重を期すために、三重県内における学級閉鎖の患者数は、
平成26年度:10,538人
平成27年度:14,845人
平成28年度:12,050人
となっており、少なくとも、平成28年度も患者数は、平成26年度よりも多く、菰野町の傾向とは異なった結果となっています。

さて、菰野町は平成28年度において、季節性インフルエンザの予防接種への助成事業を大幅に拡充して、疾病予防に対する取組を推進しました。その事業が、以上の数字に決定的な影響を与えたかどうかは、もう少し検討を要するとは思いますが、接種率の向上と罹患抑制に一定の効果はあったと言えると考えています。

社会制度である学校という集団生活を余儀なくされている児童生徒にとっての季節性インフルエンザへの予防は、規則正しい生活や手洗いうがいなどの自らの努力だけでは達成されるとは限りません。加えて、集団感染が拡大することは、学級閉鎖などの措置にならずとも、出席停止の児童生徒が増えることとなり、社会的損失を発生させることに繋がります。

以上のようなことから、子育て支援施策というよりむしろ、公衆衛生及びそれ伴う公共性の観点から菰野町として、総合的な見地から事業実施に踏み切りました。

本年度は、さらに助成対象年齢を18歳まで引き上げるとともに、助成金額も拡充して、公共性の高い施策として事業展開して参りますので、自らの罹患抑制だけでなく、感染症予防の観点から積極的にこの制度を活用して下さい。

予防接種で社会的損失を防ぐ −何を優先するべきか?−


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