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町長雑感

一人ひとりの小さな積み重ね(その3)

−容器包装リサイクル法の目的と財政的貢献−

ここ2回の拙稿では、剪定木および草の分別収集と資源物収集を題材にして、菰野町の現状に基づき、焼却炉の運転時間や資源物の売却代金、3Rの徹底などについて論じました。今回は、廃棄プラスチックを可燃物として収集することとなったことに関連して、「容器包装に係る分別収集および再商品化の促進等に関する法律」(以下、「容器包装リサイクル法」)について考えてみます。

 皆さんも自分の生活を振り返ってみて戴ければわかるように、我々の日常生活から発生する廃棄物の大部分を占めているのは、例えば、飲料のペットボトル、お菓子の袋、洗剤の容器など食料品や化粧品、生活用品などの包装容器です。この容器包装を適正に処理し、再び資源化することによって、廃棄物の発生を抑制するために、「容器包装リサイクル法」が平成7年(1995年)に施行されました。

 これまでの菰野町において、可燃物と廃棄プラスチックを別々に収集してきた理由の一つは、可燃物の中に紙製およびプラスチック製の容器包装が混入されるのを防ぐためでした。ただ、一方で、最終的には清掃センターにおいて焼却処理をされる可燃物と廃棄プラスチックを分別することは、煩雑な作業を住民に強いているのではないかという意見があり、今回の清掃センターの大規模基幹改修工事を契機に収集方法を見直すことになりました。

 皆さんのご協力を得て、平成28年度において分別収集された紙製容器包装は91,900kg、プラスチック製容器包装は99,860kgで、約100万円の売却収入を得ましたが、これらをすべて焼却処理したとすると、約384万円の経費が必要になります※。リサイクルによって、資源が有効利用されることは施策の目的として重要なことですが、基礎自治体の財政面に貢献することも事実です。一人ひとりの行動の積み重ねが大きな成果に繋がることをご理解戴きますようお願い申し上げます。

※1トン当たりの焼却経費を2万円と設定

各区での廃棄プラスチックの回収
各区での廃棄プラスチックの回収


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