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町長雑感

約50年のサイクル

−昭和2年にコンクリート製となった庄部橋の改修−

前回の拙稿では、公共施設の老朽化対策事業として平成23年度から取り組んでいる橋梁の補修及び耐震工事について取り上げました。平成28年度までの6年間で約1億6,000万円の事業費となっていますので、1年間の事業費を単純計算すると約2,700万円となります。ただ、平成25年度は補修工事を1橋(事業費:430万円)しか手掛けていませんので、年によっては大きく異なっており、あくまでも事業実績を年数で割っただけの数字に留意する必要があります。つまり、当然のことながら、一つ一つの橋の状況によって事業規模が違うということです。

 さて、今年度(平成29年度)は、約9,000万円の予算を確保し、3橋の補修及び耐震工事を実施しています。その中でも庄部橋は、約8,000万円※と大規模な工事となっています。庄部橋は、天明8年(1788年)に板橋としての架橋作業の記録が残っており、少なくとも230年間は存在しているようです。本格的な木橋として新設されたのは明治25年頃であり、昭和2年にコンクリート製の橋となりました。現在の橋は、昭和48年に改修されたもので、偶然ですが、今回を含めてもコンクリート製になってから、約50年弱のサイクルで手直しが施されていることになります。

 今回の工事は、車道の幅員は現状を維持したまま、コンクリート製の欄干を撤去し、軽量コンクリートを使用することで、橋梁への荷重を軽減し、その分で歩道を1.5mから2mに広げ、歩行者や自転車はもとより車両の往来の安全性を向上させることにしています。これによって、通勤や通学の利便性とともに、三滝川河川敷周辺の歩行空間の機能向上も期待出来ると考えています。約50年(かどうかは分かりませんが)に一度の改修ですので、工事中は不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

※事業が完了していないため予算金額

庄部橋の改修
現在工事中の庄部橋


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