安全で安心な水を安定供給するためにー水道料金を改正しますー
老朽化が進んでいる大羽根浄水場
水道事業の仕組みと現状

老朽化が進んでいる大羽根浄水場
老朽化が進んでいる大羽根浄水場
 水道事業は、皆さんからいただく水道料金を主な財源として運営されています。そして「安全で安心なおいしい水」を安定的に供給するために、浄水場などの施設の整備のほか、配水管の新設または維持管理等を行い、経費の節減のため事務の合理化と効率化に努めています。
 健全な水道事業の運営には、これらの通常の運営に対する費用のほかに、老朽化した施設の更新、大災害時の復旧および欠損金が生じた場合等に対する財源が必要となります。この財源を補てん財源といい、日常生活を支えるライフラインである水道水の安定的な供給に必要な財源です。
 現在町内には昭和50年頃に整備され、近い将来に耐用年数を迎える水道管が多数存在し、耐震化工事等が必要なものもあります。しかし平成27年の料金引き下げ以降、菰野町の水道財政は非常に厳しい状況になっており、年々純利益の額が減少しています。このような財政状況が続くと、平成35年度末には補てん財源が約1億5000万円まで減少し、水道事業の健全な運営が困難となります。
料金改正の経緯と理由

補てん財源の推移グラフ(H30以降は予定)
図1:補てん財源の推移グラフ(H30以降は予定)
 平成27年3月議会での議員による発議により、基本料金から1か月当たり一律500円(消費税抜き)が減額となる水道料金改定案が可決され、平成27年9月分から水道料金が引き下げとなりました。下のグラフを見ると、平成29年度以降は補てん財源が水道事業の健全な運営に必要な資金(最低限必要額)を大きく下回り、現行料金のままでは継続して長期的な安定供給を図るための財源が不足するという状況となっています。また水道施設等の老朽化に対応するための費用等も必要となっていることから、このような財政状況を早急に改善する必要がありました。これらのことから、必要な財源の確保に向けて平成27年6月、平成29年12月、平成30年6月の3回にわたり水道料金改正案を議会に提案し続けた結果、平成30年9月議会で改正案が可決され、今回の料金改正に至りました。

今後の計画‐水道水の安定供給のために‐
老朽化により破損した水道管
老朽化により破損した水道管

◎老朽化した水道管の更新

 老朽化した水道管の漏水による断水や濁り水は道路陥没や地下埋設物(下水道管等)の破損の原因になり、日常生活に大きな影響を与えます。また、耐震性にも乏しいため地震で破損する恐れもあります。これらの事故を防ぎ、浄水した水道水を無駄にしないためには、耐用年数を超えた水道管の更新等が必要となります。

◎水道施設の耐震化や更新

 町内の水源の多くは地下水ですが、古い井戸からの取水量が減っており、水道水を安定供給するために更新等が必要となります。また、大地震等で施設が機能しなくなると長期的な断水が発生し、災害復旧等に支障をきたすため、水道施設の耐震化を行い大災害に対する備えが必要です。
近隣市町との料金比較(菰野町は料金改正後の金額)
図2:近隣市町との料金比較(菰野町は料金改正後の金額)

現行料金と改正料金の比較

 水道料金は基本料金と水量料金の合計で算出されており、今回の料金改正ではその二つが対象となります。近隣市町と料金を比較すると、左のグラフのようになります。現行料金と改正料金の比較については下記の新旧料金対照表をご覧ください。
新旧料金対照表

安全で安心なおいしい水を届けるために

 今回の料金改正により平成31年3月ご請求分から新料金となります。今後もより一層の経営効率化を図り、「安全で安心なおいしい水」の安定的な供給に努め、水道施設の更新等を行うとともに、危惧されている南海トラフ地震等の大災害にも備えていく予定ですので、ご理解とご協力をお願いします。
水道料金の計算方法
 菰野町の水道料金は2か月に1回徴収しています。料金は2か月分の使用水量を2等分して1か月の水道料金(基本料金+水量料金)×消費税で算出し、それを合算したものが2か月分の水道料金となります。
計算例
改正後の料金早見表(口径20㎜まで、湯の山区域以外の区域、2か月分、消費税等含む)
計算例

水道料金等に関する問い合わせ 水道課 TEL391-1132 FAX391-1198

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