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Theme 03 私の知らなかったこと

少し前、八風中学校の卒業式で私はこんな挨拶をさせていただきました。
 「私が中学校のころに知っていた方がよかったことをお話しします。それは、社会は自分が助けられるだけでなく、人と人が助け合うことで初めて成り立つということです。毎日ご飯が食べられ、寒い思いをしないで済むのも、たくさんの人の助けがあるからです。このことは大人でもなかなか知らない人が多く、簡単なことではありません。だからこそ、自分が人にどう助けられているかを常に注意してほしいのです。その中で自然と自分のすべきことが何であるかが分かるようになります。」
 今は昔に比べて生活が大変便利になっています。しかし、この便利さがたくさんの人の努力や協力の上にあることを知らない、気がつかないことも少なくありません。

人間が素晴らしいと思えることは、協力し、助け合えることです。この協力、助け合いの仕組みは市町村、都道府県、国といった行政機関の役割の一つでもあります。行政機関がなければ、何の助けも借りず一人で生活をし、ゴミ処理はすべて自分で、医療保険も年金もない、飲み水も自分で確保しなければならないといった生活になります。そして、区(自治会)に加入すること、政治に参加することは、自分が生活するために助け合いの仕組みに参画することへとつながります。このことが煩わしいという人も少なくないのですが、私は今後も、助け合いの必要性と、世の中には利潤を生まなくても共同生活を成り立たせるためにしなければならないことがあることを繰り返し訴えていきたいと思っています。




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