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平成10年 菰野町政10大ニュース


 平成10年(1998年、1月〜12月)の町政10大ニュースを紹介します。

1位 保健福祉センター本体建物が完成(12月)、施設名・温泉名も決まる
 菰野町保健福祉センターの本体建物が完成(12月20日)、11年4月オープンに向け準備が本格化しました。
 同施設は保健と福祉の中核施設で、16カ月の工事の末、建物が完成したもので、菰野町シティーセンター構想に基づく最初の施設です。また単独の施設としては町はじまって以来の大型事業にあたります。施設にはリハビリ入浴などに温泉を利用、そのため温泉掘削を行い、鉱水の試験結果から「菰野温泉けやきの湯」として温泉の認定を受けました(1月6日)。また、施設名は、町民から愛称を募ったなかから、三滝園の石黒知恵子さんが応募された「けやき」に決まりました(4月10日)

2位 第二名神自動車道四日市〜菰野間に施行命令出る(12月)
 第二名神自動車道の四日市J.C.〜菰野I.C.間について、建設大臣が日本道路公団に工事着工にあたる施行命令を出しました(12月末)
 町内に菰野I.C.(仮称)が計画されており、第二名神自動車道の施行命令で関連するアクセス道路網の整備が期待されます。

3位 環境条例を制定し、町あげてのクリーン大作戦を行う(6月)
 ふるさとの緑豊かな里山が不適正な廃棄物処理施設や不法投棄といった廃棄物の捨て場にならないために、実効ある手段として、「廃棄物の減量推進及び適正処理並びに環境保全に関する条例」「ホテル等建築の適正化に関する条例」を制定(6月)し、そして、区長会・議会・町が協力して初めてのクリーン大作戦を行いました(6月14日)

4位 乳幼児保育の充実のため、1園の新設決定と2園の整備進める(3月)
  竹永保育園を増改築し竣工(3月2日)するとともに、千種保育園の新築移転工事にかかりました(6月26日)。また、菰野第二保育園(仮称)についても新設するため基本設計に着手(10月28日)しました。千種保育園と菰野第二保育園は乳児保育の拠点保育園として整備を図ることにしています。

5位 ダイオキシン対策改修工事起工(8月)
 清掃センターの排ガス中のダイオキシン濃度は燃焼効率の改善で先に国が示した5ナノグラムと同数値に改善されていますが、さらに建物を増築して既設の電気集塵機をバグフィルター設備に交換する改修工事を開始しました(8月27日)

6位 公共下水道事業20億円突破(3月)と市街地商店街でも工事着手(9月)
 公共下水道特別会計の当初予算が22億2,313万1千円となり事業規模が拡大しました。工事は菰野三区の商店街でも開始しました(9月)

7位 農村下水道茶屋の上地区でも開始(4月)と初の終末処理場小島で着工(9月)
 農業集落排水事業(農林省関係)が2番目の施行区域となる茶屋の上地区で開始しました。また、工事を進めている小島地区では終末処理場にあたるクリーンセンターの建設工事に着手しています(9月8日)

8位 「心の教室相談員」配置(9月)
 中学校(2校)に一人ずつ相談員を配置し、いじめや不登校など生徒のなやみ相談を開始しました。

9位 5地区すべてで地区ふるさとまつり実施(10月)
 菰野地区ふるさとまつりが開催(10月3日)されたことで、5地区すべてで地区ふるさとまつりが開催されました。また、芸術文化協会の会員数が1,000人を突破するなど生涯学習活動が活気づきました。

10位 台風7号襲来で被害出る(9月)
 台風7号の接近(9月22日)で屋根瓦が飛散する家屋や倒木など、町内4,000カ所を超える場所で被害が発生しました。停電の時間も長く、町民生活や復旧活動に支障が出ました。