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平成14年 菰野町政10大ニュース


 平成14年(2002年、1月〜12月)の町政10大ニュースを紹介します。

1位 新庁舎が完成し総合的な行政サービスの拠点として業務開始(5月)
 旧庁舎は昭和35年の建設以来、行政需要の増加、拡大にともない徐々に施設が分散化してしまったことや、駐車場不足など車社会への対応にも不十分な状況となっていました。これらの不便を解消するための新庁舎が完成し、総合的な行政サービスの拠点として本格的に業務を始めました。また、同じ日、菰野支所も旧水道課棟で5つ目の支所としての業務を開始しました。

2位 国道306号バイパス菰野地内で全線開通(5月)
 ミルクロードとともに町内外の南北を結ぶ動脈としての役割を担う国道306号で、平成元年度から取り組まれていた国道306号四日市菰野バイパス(4,433m)のうち、菰野工区(2,584m)が5月9日から中里東高原線の一部とともに供用を開始しました。

3位 小学校にコンピュータ教室完成(9月)
 町内の各小学校で、児童一人に一台となるよう40台ずつのコンピュータが備えられたコンピュータ教室が完成し、これを利用した授業が始まりました。先に利用が始まっていた中学校とあわせて、情報化教育の環境が整いました。

4位 健康ウォーキング事業始まる(10月)
 健康長寿社会の実現に向けて、生活習慣病予防や健康づくりに有効なウォーキングの普及とその継続をはかるため「歩こう会の会員募集」や、気軽にウォーキングを体験してもらう「歩こう会」の行事などの取り組みが始まりました。10月の受付開始以来、2か月ほどの間に500人を越える登録があり、健康への関心の高さがうかがえました。

5位 清掃センターの焼却処理量初めてマイナスに(4月)
 平成3年度の業務開始以来、増え続けていた清掃センターの可燃ごみ処理量が、皆さんのご協力で昨年から始まった資源物回収第3弾による、ダンボール類や新聞、雑誌、布類などの資源としての回収の増加や、新たに始まった容器包装品の回収の効果などにより、前年度に比較して初めてマイナスになりました。

6位 男女共同参画社会へ取り組み動き始める(7月)
 男女が対等な立場で社会のあらゆる分野で共に参加し、責任を分かち合う男女共同参画社会への取り組みの一つとして、初めて女性による模擬議会が開催されました。また、同月行われた農業委員会委員の改選では、2名の女性委員が初めて誕生し、11月には男女共生を考える講演会が開催されました。

7位 知的障害者デイサービス事業始まる(4月)
 就労が困難な在宅の知的障害者に文化的活動、機能訓練の各種サービスを提供する事業が新しくスタートしました。

8位 湯の山地域の活性化に新たな取り組み(6月)
 低迷する観光産業の活路を見出そうと、地元と町、県が協力して「悠遊フォーラム」(6月)を開催し、知事や専門家を交えて湯の山の活性化についてディスカッションを行いました。また、「ふれあいまつりin湯の山温泉」(3月)や僧兵まつりでのアイデア料理コンテスト(10月)など、菰野町の特産物を意識した「地産地消」イベントに始めて取り組んでいます。

9位 竹永小学校プール完成(6月)
 既設プールの老朽化に伴い、ステンレス製の立派なプールが完成しました。高学年用プールは25m8コース、低学年用プールには児童の製作によるイラストが描かれており、菰野町では初の温水シャワーが備えられています。また、以前のプール敷地はグラウンドに整備され、より広く使えるようになりました。

10位 ISO14001認証を取得(3月)
 環境に配慮したまちづくりを進めるため、平成13年4月のキックオフ宣言でスタートした取り組みは、同10月に運用を開始し、平成14年3月に認証を取得しました。この一つとして11月に行われた産業文化祭も今年から「環境にやさしい」というテーマを加えて取り組まれました。

 

次点
11位 斎場火葬炉ダイオキシン対策工事完了(11月)
 環境対策の一環として、火葬炉から出るダイオキシン等の排ガス類削減対策のため、火葬炉の改修が行われました。
12位 広報菰野500号発行(4月)
 昭和31年11月1日に広報の前進である公民館報が創刊されて以来、46年間にわたり順次号を重ね500号の発行となりました。
13位 竹永学童クラブ新設(7月)
 仮住まいで活動をしてきた竹永学童クラブが、保護者や地域の方たちの協力の下、町の補助を活用し自分たちの施設を建設し運用を開始しました。
14位 竹成五百羅漢(県指定文化財)風化防止作業開始(9月)
 竹成の五百羅漢で風化を防止したり傷みを修理するため、今年から8年間の計画で順次薬剤を塗布したり、修繕の必要なものはその処置を行うなどの文化財の保護作業が始まりました。